禁パチ中に買い物したくなる理由|パチンコじゃないのにお金が減る

禁パチ
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禁パチ中に、パチンコへ行かなかった日があります。

それだけなら成功です。

でも、家に帰って財布を見ると、思ったよりお金が減っている。

コンビニで買う。食玩シールを買う。グッズを見に行く。ゲームセンターをのぞく。

パチンコ屋には入っていないのに、なぜかお金が残らない。

僕はこの状態を何度もやっています。

この記事では、禁パチ中に買い物したくなる理由と、パチンコではない散財に流れないための対策を書きます。

パチンコに行かなかったのに、お金が減る

最近も、早く仕事が終わった日に真っ直ぐ帰るつもりでした。

でも、途中で寄り道したくなりました。

「何か良いものが見つかるかもしれない」と思って、乗り換え駅の一つ前で降りました。

パチンコに行くつもりではありません。ただ、何か見たい。何か買いたい。

目的の品があるというより、何か良いものを探すこと自体が目的になっていました。

結果、好きな作品の食玩シールのウエハースを思ったより買いました。

早く仕事が終わる日は危ない|真っ直ぐ帰るはずが寄り道した禁パチ中の実話

趣味が悪いわけではない

最初に書いておきたいのは、食玩シールやグッズ集めが悪いわけではないということです。

僕は食玩シールを集めるのが好きです。ファイルに並べるのも楽しいし、未開封で残すのも好きです。

好きな作品の絵を眺めている時間は、パチンコとは違う楽しさがあります。

だから、趣味まで全部なくしたいわけではありません。

問題は、買い方です。

楽しむために買うのか。落ち着かない気持ちを埋めるために買うのか。

ここがズレると、趣味でもお金が減ります。

食玩シールカード集めが楽しい|箱買い・未開封保管・収納の話

買うこと自体が目的になる

買い物衝動が強い時は、欲しいものがはっきりしていないことがあります。

あれが欲しい。これを買うために行く。そういう買い物ではありません。

何かいいの売ってないかな。

何か良いものが見つかるかもしれない。

その気持ちで店に入ります。

これは前から少し気になっていた。

今買わないと売り切れるかもしれない。

パチンコに行くよりは安い。

今日は頑張ったし、これくらいならいい。

気づくと、買う理由だけが増えています。

この時、欲しいものを買っているようで、実は「買える場所にいること」が気持ちよくなっています。

パチンコよりマシ、で止まらなくなる

禁パチ中の買い物は、言い訳が作りやすいです。

パチンコよりはいい。手元に物が残る。家でも楽しめる。

この言い分は、一部は本当です。

1万円、2万円をホールで失うより、漫画やゲームやシールを買って家に帰る方がいい日もあります。

でも、その考えを免罪符にすると危ないです。

パチンコよりマシだから、いくらでも買っていい。そうなったら、結局お金は残りません。

パチンコをやめてもお金を使いたい衝動は残る|散財癖との付き合い方

脳は別の報酬を探しているのかもしれない

厚生労働省は、依存症では脳が報酬を求める状態になり、睡眠や食事、家族との時間よりも依存対象を優先してしまうことがあると説明しています。

依存症についてもっと知りたい方へ|厚生労働省

パチンコをやめたあと、僕の中でその報酬の行き先が急に消えるわけではありません。

刺激が欲しい。何かを選びたい。当たりを引きたい。

そういう気持ちが、買い物に向かうことがあります。

食玩シールも、開けるまで何が出るか分かりません。そこには小さな当たり外れがあります。

だから、僕のようにギャンブルで苦しんだ人は、買い物の中にある「引く楽しさ」にも少し注意した方がいいと思っています。

衝動性と買い物はつながりやすい

ギャンブル障害と衝動性の関係を調べたメタ分析では、ギャンブル障害では抑制や意思決定など複数の認知領域で衝動性の高さが見られると報告されています。

また、強迫的な買い物については、治療研究を整理した系統的レビューがあります。そのレビューでは、集団認知行動療法の効果を示す研究がある一方、研究数や報告の質には限界があるとされています。詳しい資料は記事の下にまとめておきます。

もちろん、僕の買い物が病名として何かに当てはまると決めたいわけではありません。

ただ、ギャンブルをやめたあとも「今すぐ欲しい」「今見たい」「今買いたい」は残ります。

そこを性格の問題だけで片づけると、対策が気合いだけになります。

気合いだけだと、疲れている日や早く帰れる日に弱くなります。だから、買い物もパチンコと同じように、衝動が出る前の場所で止める必要があります。

ADHDっぽい頭のざわつきとも相性が悪い

僕の場合、頭の中がいつも少しざわついています。

決めたことがあっても、別の考えがすぐ前に出てきます。

大人のADHDでは、注意の管理、整理、行動のコントロール、内側の落ち着かなさなどで苦労することがあるとされています。

僕は医師ではないし、この記事で診断の話をしたいわけでもありません。

でも、自分の頭の動き方を見ると、買い物衝動と相性が悪い日はあります。

早く帰ると決めたのに、数分後には「どこに寄ろうかな」と考えている。買わないと決めたのに、店に入ったら「何か良いもの」を探している。

こういう日は、意思だけで止めるより先回りした方がいいです。

ギャンブルしたい衝動が5分で戻る理由|ADHDっぽい頭のざわつきと禁パチ対策

僕が使いたい買い物ルール

買い物衝動をゼロにするのは難しいです。

だから、買う前のルールを決めます。

危ない考えそのまま動くと先にやること
何か良いものが見つかるかも目的なく店を回る買う前に欲しい物を一つだけ書く
パチンコより安い積み重なって減る今日の上限金額を決める
今買わないと売り切れる焦って買う明日のリストに入れる
今日は頑張ったご褒美が増える先に家でご飯を食べる
見るだけ買う理由を探す店に入る前に帰る連絡をする

特に大事なのは、目的なく店に入らないことです。

目的がない買い物は、買う理由を現地で探し始めます。

買うなら一日置く

僕が一番使いたいのは、一日置くルールです。

今日ほしいと思ったものを、今日買わない。

メモに入れる。明日も欲しかったら考える。これだけです。

本当に欲しいものなら、明日になっても残っています。

逆に、昨日あんなに欲しかったのに今日はどうでもいいものもあります。

その差を見たいです。

家族に送るルールともつなげる

買い物衝動が出た時も、家族に送るルールは使えます。

今、寄り道して買い物したくなっている。

でも今日は買わずに帰る。

欲しいものはメモに入れて、明日また考える。

このまま帰る。

この一文を送るだけで、頭の中だけだった決定が外に出ます。

僕にはこの外に出す作業が必要です。

禁パチ中は家族に「今から帰る」と送る|一人で決めた約束はすぐ見えなくなる

買い物の代わりを用意する

ただ我慢するだけだと、頭の中がずっと買い物に戻ります。

だから、家に帰った後の代わりも必要です。

無料のスマホゲームを少しやる。漫画を読む。持っているシールをファイルに並べ直す。

買わずに、すでに持っているものを楽しむ。

この方向に持っていきたいです。

パチンコの代わりに無料スマホゲームを遊ぶ|お金を使わずに刺激を逃がす方法

財布に残る上限を先に決める

買い物衝動が出る日は、店に入ってから金額を決めると負けやすいです。

目の前に商品がある状態だと、欲しい気持ちの方が強くなります。

だから、店に入る前に上限を決めます。

今日は500円まで。今日は買わない。今日は見るだけなら店に入らない。

できれば、財布に入れる金額も先に減らしておきたいです。

使えるお金があると、僕は理由を作ります。使えるお金が少なければ、理由を作っても買えません。

買った後の気持ちまで見る

買う瞬間は楽しいです。

でも、家に帰ってから少し重くなることがあります。

また買いすぎた。今月大丈夫かな。なんであそこで止めなかったんだろう。

この後味まで含めて買い物です。

店にいる時の楽しさだけを見ると、何度でも同じことをします。

買う前に、家に帰った後の自分の顔を少し思い出す。

それだけで止まる日もあります。

買わなかった日を記録する

買い物衝動を止められた日は、記録しておきたいです。

今日は店に入らず帰れた。今日はメモに入れて終われた。今日は家にあるシールを並べ直した。

そういう小さい成功は、放っておくとすぐ忘れます。

失敗した記憶は残りやすいのに、止まれた日は何も起きていないように感じます。

でも本当は、何も買わずに帰れた日こそ生活を守っています。

禁パチも同じです。打たなかった日は派手ではありません。でも、その一日が積み上がります。

買わなかった日も、同じように積み上げたいです。

僕の場合、買ったものを責めるより、買う前の流れを見る方が役に立ちます。どの駅で気持ちが変わったのか。何を見て店に入りたくなったのか。そこが分かると、次に避ける場所や時間も見えてきます。

まとめ:パチンコじゃなくても、お金は減る

禁パチ中にパチンコへ行かなかった日は成功です。

それは間違いありません。

でも、そこで終わりではありません。

パチンコではない買い物に流れて、気づいたらお金が減っている日があります。

買い物や趣味が悪いのではなく、衝動で買う形が危ない。

何か良いものが見つかるかもしれない。パチンコよりはマシ。今日は頑張った。

その言葉で買い続けると、生活は楽になりません。

だから、買う前に一日置く。目的なく店に入らない。家族に送る。家にある楽しみを先に使う。

パチンコをやめるだけで、いきなりお金の使い方まで整うわけではありません。

でも、買い物衝動まで見えるようになれば、少しずつ変えられると思っています。

参考にした資料

本文では読みやすさを優先したので、英語の資料はここにまとめます。必要な人はブラウザの翻訳機能を使って読む形でいいと思います。