ギャンブルしたい衝動が5分で戻る理由|ADHDっぽい頭のざわつきと禁パチ対策

禁パチ
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ギャンブルをやめようと思っている時、自分の中では一度ちゃんと結論が出ていることがあります。

今日は打たない。

もう負けたくない。

今月はお金が厳しい。

ここまでは分かっているんです。

でも、その判断が5分後に消えることがあります。

僕の場合、頭の中がいつも少し散らかっています。考えが一つにまとまらず、思考がくるくる回っている感じです。静かにしているつもりでも、頭の中だけずっと動いています。

この感覚と、ギャンブルしたい衝動は相性が悪いと思っています。

この記事では、ギャンブルしたい衝動がなぜすぐ戻るのか、ADHDっぽい頭のざわつきとどう重なるのか、そして僕が禁パチで使いたい回避法をまとめます。

最初に書いておくと、これは診断の記事ではありません。僕は医師ではないし、ADHDだと決めつけるための記事でもありません。ただ、自分の頭の動き方を見た時に、ギャンブルの衝動と重なる部分があると感じています。

「今日は帰ろう」が5分後にひっくり返る

僕の頭の中では、こんなことが起きます。

ギャンブルしたいな。

でも負けたらどうしよう。

今月厳しい。

この前も何万円も負けた。

今日も負けたら借りるしかない。

絶対勝てるわけじゃないし、これ以上苦しまないために今日は早く帰ろう。

ここで一回、正しい判断はできています。

ところが、5分後には別の考えが出てきます。

今日は早く仕事が終わりそうだな。

久しぶりにパチンコするか。

あ、そうだ。やらないって決めたんだった。

でも少しだけなら。

1時間後、早く仕事が終わったし、行ってしまおう。

自分でも怖いです。

さっきまで本気で「今日は帰ろう」と考えていたのに、別の刺激が入ると、その判断が薄くなります。

これは意志がまったくないというより、判断がその場の思考に上書きされていく感覚に近いです。

僕の場合、頭の中がずっとざわついている

僕は、頭の中が静かな時間が少ないです。

仕事のこと、お金のこと、家族のこと、借金のこと、昨日の負け、今日の予定、帰ったら何をするか。

一つずつ順番に考えているというより、いろいろな考えが同時に浮かんで、次々に別の方向へ飛んでいきます。

だから「やらない」と決めても、その決意だけを持ち続けるのが難しい。

決意が弱いというより、決意が頭の中のほかの考えに埋もれていきます。

そしてギャンブルは、そこへ分かりやすく割り込んできます。

当たるかもしれない。勝てるかもしれない。今日だけは違うかもしれない。

この短い言葉は強いです。生活を立て直すとか、借金を返すとか、家族との時間を守るとか、そういう大事なことよりも、目の前の刺激としてはずっと派手に見えます。

ADHDと決めつけたいわけではない

ADHDについて調べると、不注意、多動性、衝動性といった特徴が出てきます。

NIMHはADHDについて、注意を保つ難しさ、落ち着かなさ、自己コントロールの難しさなどを説明しています。CDCも、大人では内側の落ち着かなさや注意の管理の難しさとして表れることがあると書いています。

これを読んだ時、僕は自分のギャンブル衝動と重なる部分があると感じました。

ただし、ここで雑に「ギャンブル依存症の人はADHD」と言いたいわけではありません。

ADHDかどうかは専門家が見る話です。ギャンブル依存も、性格や根性だけで片づける話ではありません。

大事なのは、自分の頭の動き方に合わせた対策を作ることだと思っています。

僕のように、思考が散らかりやすい。決めたことをすぐ忘れる。目の前の刺激に引っ張られやすい。そういう感覚があるなら、「強い決意」だけで止めようとするのは危ないです。

ギャンブルは「今すぐ強い刺激」がある

ギャンブルには、今すぐ強い刺激があります。

お金を入れる。レバーを叩く。回転する。演出が来る。あと少しに見える。当たれば一気に返ってくるかもしれない。

パチンコ、スロット、競馬、競輪、競艇、FX、バイナリーオプション、オンラインカジノ、ネットオリパ。

形は違っても、「次で変わるかもしれない」という期待があります。

厚生労働省は、依存症では脳が報酬を求めてエスカレートし、睡眠、食事、家族との時間などよりも依存対象を優先してしまうことがあると説明しています。

僕の実感としても、これはあります。

家に帰ってご飯を食べる。風呂に入る。早く寝る。家族と話す。漫画を読む。

本当はその方が生活は穏やかになります。

でも、ギャンブルの刺激は目の前で光ります。頭がざわついている時ほど、その強い刺激に引っ張られます。

「やらない」と考えるだけでは足りない

僕は何度も「今日は絶対に行かない」と思いました。

それでも行きました。

家族に帰ると電話したあと、パチンコ屋の近くでラーメンを食べて、その間も打ちたい気持ちがちらついて、結局入ってしまったこともあります。

その日は、ジャグラーで合算の良い台を見て、甘デジの釘を見て、慎重に考えているつもりでした。

でも結局、良い台があったから打ったわけではありません。

打てるお金を持っていて、店の近くにいて、頭の中で打つ理由を作れたから打ったんです。

パチンコ屋に近づいたら打ってしまった日の記録

だから対策は、気合いではなく仕組みに寄せた方がいいです。

5分後の自分を信用しすぎない

一番大事なのは、5分後の自分を信用しすぎないことです。

今の自分は冷静でも、退勤後の自分は違います。

給料日の自分も違います。

負けた翌日の自分も違います。

財布に現金がある自分、店の前を通った自分、SNSで出玉情報を見た自分、暇になった自分。

その時の自分は、今と同じ判断をしてくれるとは限りません。

だから、冷静なうちに先回りします。

  • 現金を持ちすぎない
  • キャッシュカードを持ち歩かない日を作る
  • 帰宅ルートを変える
  • 仕事が終わったらすぐ連絡する
  • 打ちたくなる時間に予定を入れる
  • ギャンブル情報を見ない
  • アプリや登録カードを外す

衝動が出てから止めるより、衝動が出ても動けない形にしておく方が現実的です。

仕事帰りは最初の行動を固定する

仕事帰りは危ないです。

疲れている。解放感がある。家に帰るまで一人になる。財布もスマホも持っている。

その状態で「行くか行かないか」を考えると、負ける日があります。

だから、最初の行動を固定します。

危ない瞬間頭に浮かぶこと先に決める行動
退勤直後少しだけ打つか家族や友達へ「今から帰る」と送る
店の近く見るだけなら店の前を通らない道を使う
財布に現金があるこの分だけなら必要な現金だけ持つ
空腹や疲れ気分転換したい先に夕飯を決めて帰る
暇な時間何もすることがない漫画、アニメ、ゲームを先に用意する

詳しい仕事帰り対策はこちらにもまとめています。

仕事帰りにパチンコへ寄ってしまう人へ|退勤から帰宅までの逃げ道

頭がざわつく日は、考えるより移動する

頭の中で議論を始めると危ないです。

行く理由と行かない理由が、ずっと戦います。

今月は厳しい。でも勝てば戻る。負けたら終わる。でも良い台なら。家に帰った方がいい。でも今日だけ。

この状態になると、考え続けるほど疲れます。

そして最後に、楽な方へ流れます。

僕の場合、頭がざわついている時ほど、考えるより身体を動かした方がいいです。

  • 店と反対方向へ歩く
  • 電車に乗る
  • 家へ向かうバス停へ行く
  • コンビニではなくスーパーへ行く
  • 家に着いたらすぐ風呂に入る

考えを変えるより、場所を変える。

場所が変わると、衝動の強さも少し変わります。

給料日と負けた翌日は、先にお金を逃がす

給料日と負けた翌日は、特に危ないです。

お金が入った直後は、使える気がします。

負けた翌日は、取り返せる気がします。

でも、どちらも危ない入口です。

僕は生活費や返済金に手をつけたことがあります。足りなくなって家族に借りたり、子どものお金に手をつけたりもしました。

だから、給料が入ったら先に逃がす必要があります。

  • 返済分を先に分ける
  • 食費と交通費を先に分ける
  • 家族に必要なお金を先に分ける
  • 余った分だけを自由に使う
  • 自由に使うお金も一週間単位で見る

給料日に弱い人はこちらも近いです。

給料日にパチンコで溶かす人へ|先にお金を逃がす方法

生活費を使ってしまった後の立て直しはこちらで書きました。

パチンコで生活費がなくなった時にやること

ギャンブルをやめても、別の散財へ移ることがある

ギャンブルを止めれば、全部きれいに整う。

そう思いたいけど、僕の場合はそうではありませんでした。

パチンコやスロットに行かない代わりに、買い物、オンラインクレーンゲーム、ゲームセンター、食玩シール、スマホゲーム、ネットオリパへ気持ちが動くことがあります。

つまり、賭けたい気持ちだけでなく、お金を使いたい衝動も残ることがあります。

強迫的な買い物についての研究でも、成人のADHD症状や衝動買い、抑うつなどとの関連が報告されています。これも「散財する人は全員ADHD」という話ではありません。

ただ、ギャンブルをやめた後に別の刺激へ移る人は、自分の移り先を見ておいた方がいいと思います。

パチンコをやめてもお金を使いたい衝動は残る|散財癖との付き合い方

それでも「自分はダメ」で終わらせない

衝動が戻ると、自分にがっかりします。

さっき決めたのに。

何回同じことを考えているんだ。

また負ける未来が見えているのに、なんで行きたくなるんだ。

そう思います。

でも、そこで自分を責め続けると、また逃げたくなります。

大事なのは、衝動が戻った瞬間を失敗にしないことです。

衝動が戻るのはあります。

問題は、そのあと店へ入るかどうかです。

打ちたいと思っただけなら、まだお金は減っていません。

店の前まで行っても、入らず帰れたら勝ちです。

財布にお金があっても、使わず帰れたら勝ちです。

頭の中で何度も負けそうになりながら、行動だけ帰宅へ向ける。

僕はそこを目指したいです。

一人で止まらないなら相談する

ギャンブルで生活費を使う。借金が増える。家族に嘘をつく。仕事や睡眠よりギャンブルを優先する。

この状態が続くなら、一人で抱えない方がいいです。

厚生労働省は、依存症は本人の意思が弱いから起きるものではなく、病気であり、相談や治療につながることで回復を目指せるものだと説明しています。

僕自身、債務整理まで行きました。家族にも迷惑をかけました。だから、相談することを大げさだとは思いません。

病院や相談先へ行くかどうかを今日決められなくても、まずリンクを開いておくだけでもいいと思います。

まとめ:5分後の自分に任せない

ギャンブルしたい衝動は、何度も戻ります。

僕の場合、頭の中がざわついていて、思考がくるくる回っている時ほど危ないです。

一度「今日は帰ろう」と決めても、5分後には別の考えが出てきます。

だから、5分後の自分に任せない。

現金を持ちすぎない。店の前を通らない。退勤後すぐ連絡する。給料日に先にお金を分ける。頭で考え続けるより、場所を変える。

衝動をゼロにするのは難しいです。

でも、衝動が戻っても打てない形は作れます。

僕はそこからやり直したいです。

今日打たなければ、少なくとも今日の負けは増えません。

まずは、5分後の自分に任せず、今のうちに帰る流れを作ります。

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