食玩をコンプしたのに買い続けるのはなぜ?シールを開けたい衝動と、僕が決めたこと

趣味
広告当ブログではアフィリエイト広告を利用しています。

食玩のシールをコンプした。ファイルにも並べた。ダブりもある。もう欲しい絵柄はない。それでも売り場で新しい箱を見ると、一袋だけ買いたくなる。

以前の僕なら「また欲しいシールがあるから」と説明していたと思います。でも、コンプ後に残っていたのはコレクション欲より、袋を開ける直前の数秒でした。

パチンコをやめた後も、次が出るかもしれないという待ち時間に引っ張られることがある。食玩は楽しい趣味です。ただ、楽しいまま続けるためには、買う理由を自分で見失わないことが必要でした。

コンプしたのに、売り場で手が伸びる

コンプ目的なら、本来は揃った時点で終わりです。それでも買いたくなるのは、「新しい一枚が必要」だからとは限りません。

店頭の箱、何が出るか分からない袋、開封して銀色のシールが見える瞬間。こういう一連の流れそのものが小さなイベントになっていました。欲しい絵柄が残っている時はもちろんですが、揃った後も「一回だけなら」と理由を足してしまう。

僕の場合は、コンプ後に欲しかったのはもう一枚のシールではなく、次を開ける数秒だったのだと思います。

これは「食玩を買う人はみんなそうだ」という話ではありません。コンプした後も同じ絵柄を集めたい人、交換用に持っておきたい人、パッケージのお菓子が好きな人もいるはずです。僕は自分が売り場で立ち止まった時に、何を増やしたいのかを言葉にできないことが問題でした。

集める楽しさと、開封したい衝動は別だった

食玩のシールをファイルに並べる時間は、ちゃんと楽しいです。番号順にそろえて眺めると、集めた達成感もあります。100均の透明ケースにお気に入りを入れてデスクに飾るのも、僕にとっては趣味の一部です。

一方で、コンプ後も買いたくなる時は、保管や鑑賞の楽しさとは少し違いました。買う前から「何が出るか」を考え、会計の後はすぐ開けたくなる。中身をファイルに入れた後より、袋を切る前が一番気持ちが動いている。

この違いに気づくと、「コレクションを増やすための買い物か」「開封の刺激を求めている買い物か」を分けて考えられるようになります。

後者の日は、買った直後は満足しても、家に着いてファイルへ入れた時には熱が冷めています。シールを見返すより、また次のシリーズや別の売り場を探している。そこまで来ると、買う対象が変わっても同じ流れを繰り返しやすいと感じます。

ダブりとお菓子が、買いすぎを現実に戻してくれる

ジョジョのスコリッピのシールは何枚もダブりました。好きな絵柄でも、同じものが重なると、開封のワクワクと別に保管の現実が残ります。

スコリッピとローリング・ストーン(ズ)の同じ食玩シールが複数ダブった様子
スコリッピ/ローリング・ストーン(ズ)のシールが何枚もダブった時の写真です。

さらに食玩は、お菓子も一緒に増えます。僕だけでは食べ切れないので、子どもにあげたり、職場でウエハースなどを食べたい人に一日二個くらい渡したりしています。渡せる相手がいるのは助かりますが、「配ればいいから」と買う量の理由にしてしまうのも違います。

ダブり、お菓子、保管場所。この三つを見ると、開封の一瞬だけでなく、買った後まで含めて考えられます。

ファイルに入り切らないカードはケースへ移し、好きなものだけはデスクに飾っています。収納を整えること自体は楽しいです。ただし、収納用品を増やせば買いすぎが帳消しになるわけではありません。手持ちの量を見えるようにして、次を買う前のブレーキにするための整理です。

パチンコをやめても「次」が欲しくなることがある

パチンコと食玩は同じものではありません。金額も、生活への影響も、もちろん違います。ただ僕には、「次がどうなるか分からないものを待つ」という部分で似た感覚がありました。

禁パチ後に買い物やコレクションへ気持ちが向くことは、前の記事でも書きました。大事なのは食玩を悪者にして全部やめることではなく、パチンコをやめた穴を、際限のない買い物で埋めようとしていないかを見ることです。

特に危ないのは、疲れている日、仕事で嫌なことがあった日、短い動画を見続けた後です。「今日は何も達成していないから、一袋くらい」という理由が出やすい。買い物そのものより、気分を切り替える手段が一つしかない状態を避ける方が大切だと思っています。

「ドパガキ」と呼ばれる感覚と買い物の衝動について書いた記事や、禁パチ後の散財衝動についての記事も、僕自身の振り返りとしてつながっています。

僕が決めた4つのルール

1. コンプ後は、店頭で追加購入しない

コンプ済みのシリーズは、売り場で見かけても買わない。欲しい気持ちが出ても、その場で判断しない。どうしても飾り用が欲しいなら、まず家のファイルを開いて本当に必要か確認します。

「一袋だけ」は、コンプ後ほど判断が甘くなります。欲しい絵柄を引くためではなく、開けたい気持ちを満たすためなら、買う理由が弱いからです。僕はその場では写真だけ撮って、翌日まで残った気持ちだけを検討するようにしています。

2. 買う前にファイルとダブりを確認する

スマホのメモより、実物を見る方が効きます。何枚あるか、どれがダブっているかを確認すると、「まだ足りない」という感覚が落ち着くことがあります。

ファイルの一ページを見返すだけでも、すでに楽しんだ量が分かります。足りないのは物なのか、刺激なのか。この確認を挟むだけで、帰り道のコンビニで追加する回数が少し減りました。

3. 開封用の予算を、趣味代の中で先に決める

食玩だけ特別扱いにしないで、月の趣味代の一部として扱います。食玩、ゲーム、コンビニ、外食をまとめて見れば、一袋の積み重ねも見えやすくなります。実際に予算を分けた話は、禁パチ後の趣味代を分けた記事にまとめました。

生活費、返済、家族のためのお金を確保した後に残った範囲だけを使う。これは食玩を我慢するためというより、後から不安にならずに楽しむための順番です。予算が残っていない月は、開封動画や手持ちの整理で終える選択もあります。

4. お菓子の行き先を買う前に決める

食べ切れないなら、先に誰が食べるかを考えます。配る相手がいない週は買わない。自分が食べる分も含め、後始末まで決められない買い物は一度保留にします。

職場へ持っていく時も、相手の好意に甘えて処分役にしないようにしています。今日は二個まで、と自分で上限を決めると、渡すことが買いすぎの言い訳になりにくいです。

ゼロにするより、買う理由を説明できるか

趣味を全部我慢すると、その反動で一気に買いたくなることがあります。僕は「買わない人」になるより、「何のために買うかを説明できる人」になる方が続けやすいと感じました。

欲しい絵柄を一枚だけ飾りたいのか。コンプに必要な一枚なのか。それとも、今日はただ開封したいだけなのか。答えが三つ目なら、その場では買わず、帰ってからでも遅くありません。

僕にとっては「買いたい」を消すことより、買う前に五分だけ置くことが現実的でした。飲み物を買って店を出る、家にあるダブりの写真を見る、散歩してから決める。小さな間を作ると、翌日まで欲しいものだけが残ります。

その五分で気持ちが変わらないなら、買うこと自体を悪いと思う必要はありません。予算の中で、保管場所もお菓子の行き先も決まっていて、欲しい理由を自分で言えるなら、それは僕にとって楽しむための買い物です。問題なのは、買った後のことを考えないまま、次の一袋だけを追いかける時です。

生活費や返済に触れ始めたら、一人で抱えない

趣味の出費が生活費、返済、仕事や家族との約束に影響しているなら、気合いだけで止めようとせず相談先を使う選択肢があります。厚生労働省のこころの耳「買い物依存」や、依存症に関する相談・支援の案内も確認できます。

僕自身は診断名で片付けるのではなく、買い物の前後で何が起きているかを見るようにしています。開封したい気持ちが悪いのではなく、その気持ちに任せて生活のお金まで動かさないためです。

まとめ:コンプ後の一袋は、いったん家で考える

コンプしても食玩を買い続けたくなる時、足りないのはシールではないかもしれません。僕の場合は、袋を開ける直前の期待でした。

ダブりやお菓子、ファイルに並んだ手持ちを見れば、次の一袋が本当に必要か考え直せます。食玩を楽しみながら禁パチも続けるために、僕は「コンプ後はその場で買わない」「予算と行き先を先に決める」を守っていきます。

保管方法やデスクに飾っている様子は、食玩シール・カードの収納記事、食べ切れないお菓子との付き合い方は、食玩のお菓子を食べない時の記事にまとめています。