パチンコを本気で辞めたい人へ。今日からできる7つの禁パチ対策

禁パチ
10万負けた僕が最初にやったこと 日本の小銭だけが残った禁パチサムネイル
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※この記事には依存症・借金に関する内容が含まれます。
僕自身のギャンブル依存・借金・禁パチの失敗経験をもとに書いています。医学的・法律的な判断が必要な場合は、医療機関、依存症相談拠点、弁護士・司法書士などの専門家に相談してください。

むげんです。

パチンコを辞めたいのに、また行ってしまう。

「今日で最後」
「次に負けたら本当に辞める」
「給料日までは絶対に行かない」

そう決めたはずなのに、数日後には店の前にいる。財布の中身がなくなって、ATMに行って、帰り道で自分が嫌になる。

僕も何度もそれをやりました。借金の返済日が近いのに打つ。負けた直後は心の底から反省する。でも少し時間が経つと、また都合よく忘れる。

この記事の結論

パチンコを辞めたいなら、「強い決意」より先に入口を潰してください。現金を持たない、カードを抜く、店に近づかない、借りられない仕組みを作る。気合いではなく、行けない状態を作ることが禁パチの最初の一歩です。

この記事では、今日からできる禁パチ対策を7つに分けて整理します。

まず認める。パチンコは意思だけでは止まらない

パチンコを辞められない人は、真面目じゃないわけでも、根性がないわけでもありません。

厚生労働省は、ギャンブルなどを「やめようと思っているのに続けてしまう」状態について、依存症という病気の可能性があると説明しています。依存症は本人の心の弱さだけで片付けるものではなく、相談や治療、支援につながることで回復を目指せる問題です。

参考:厚生労働省「依存症対策」

ここを間違えると、ずっと同じ失敗を繰り返します。

「俺は意志が弱い」
「自分がクズだから行ってしまう」
「今度こそ気合いで止める」

この考え方だと、次に行きたくなったときに負けます。なぜなら、パチンコに行きたい波が来た瞬間の自分は、冷静な自分ではないからです。

だから、冷静な今のうちに仕組みを作ります。

パチンコを辞める7つの対策

先に全体像です。全部を完璧にやろうとしなくていいですが、最初の3つは今日やってください。

対策目的今日できること
現金を持たない店に入っても打てない状態にする財布に1000円から2000円だけ入れる
カードを抜くATMで追加投資できない状態にするキャッシュカード・クレカを家に置く
店に近づかない誘惑の入口を消す通勤・帰宅ルートを変える
電子マネー生活にする使えるお金を限定する交通費・食費だけチャージする
借入を止める負けても借りられない状態にする貸付自粛制度を確認する
行きたくなる条件をメモする再発のパターンを見える化する行きたくなった時間・場所・感情を書く
相談先を持つ一人で抱えない保健所・精神保健福祉センターを調べる

対策1:財布の現金を1000円から2000円にする

最初にやるべきことは、財布の中身を減らすことです。

パチンコに行きたくなったとき、人はかなり雑な判断をします。「1万円だけ」「当たったらすぐ帰る」「今日は甘デジだけ」と言いながら、気づけばATMに行っています。

だから、そもそも打てる現金を持たない。

今日の財布ルール

  • 財布に入れる現金は1000円から2000円まで
  • 昼食代や交通費は電子マネーに分ける
  • 予備の1万円札を入れない
  • 小銭が多い日は帰宅前に使い道を決める

少額しか持っていなければ、パチンコ屋に入っても長く打てません。もちろん、完全な対策ではありません。でも「ふらっと入って数万円負ける」を止める効果はあります。

対策2:キャッシュカードとクレジットカードを財布から抜く

現金を減らしても、カードが財布に入っていたら意味がありません。

パチンコで一番危ないのは、負けて熱くなったときのATMです。

最初の1万円を失う。
もう少しで出そうな気がする。
ATMで2万円おろす。
取り返すどころか、さらに負ける。

この流れを何度もやると、生活費も返済金も一瞬で消えます。

だから、キャッシュカードとクレジットカードは財布から抜いてください。家に置く。家族に預ける。封筒に入れて取り出しにくくする。とにかく、打ちたい瞬間の自分がすぐ使えない場所に置くことです。

注意:「持っていても使わない」は、禁パチ初期にはあまり信用しない方がいいです。冷静な自分ではなく、負けて熱くなった自分を基準に対策してください。

対策3:パチンコ屋の前を通らないルートに変える

パチンコ屋の前を通るだけで、頭の中にスイッチが入ります。

「今日はイベントかな」
「あの台、昨日出てなかったな」
「トイレだけ借りようかな」

この時点でもう危ないです。トイレだけのつもりが、データランプを見て、1台だけ座って、結局負ける。あるあるすぎて嫌になります。

だから、店の前を通らない。

遠回りでもいいです。駅の出口を変える。コンビニを変える。帰り道を変える。休日に行くスーパーを変える。

禁パチ初期は、意志で耐えるより、視界に入れない方が強いです。

対策4:電子マネー生活にして、使えるお金を分ける

元記事でも書いていた通り、電子マネー生活は禁パチと相性がいいです。

理由はシンプルで、パチンコ屋では電子マネーだけでは打ちにくいからです。現金を持たず、交通費や食費だけ電子マネーに入れておけば、生活に必要なお金とパチンコに使えるお金を切り分けられます。

おすすめは、給料日や入金日に先に分けることです。

  • 家賃・返済・固定費は先に移す
  • 食費は週ごとに分ける
  • 交通費は電子マネーに入れる
  • 自由に使える現金は最小限にする

「余ったら貯金」ではなく、「先に逃がす」です。余ったお金はパチンコに吸われます。これはもう、そういうものだと思った方がいいです。

対策5:貸付自粛制度で借りられる入口を減らす

借金をしてでも打ってしまう人は、貸付自粛制度を確認してください。

日本貸金業協会の貸付自粛制度は、本人が申告することで、新たな借入を制限するための制度です。浪費の習癖やギャンブル等依存症によって、本人や家族の生活に支障が出るおそれがある場合などに利用できます。

参考:日本貸金業協会「貸付自粛制度」

登録したら絶対に借りられない、という万能な制度ではありません。制度の対象や限界はあります。それでも、勢いで借りるまでのハードルを上げられます。

ギャンブル依存の怖いところは、「手元にお金がない」だけでは止まらないことです。借りられるなら借りてしまう。だから借りられる入口も減らす。

僕に一番効いた対策

正直に言うと、僕に一番効果があった禁パチ対策は債務整理でした。借りられるお金がなくなったことで、打ちに行く頻度も、1回に使う金額もガクンと減りました。これは「債務整理すればパチンコが治る」という話ではありません。ただ、借金してまで打ってしまう人にとって、借りられない状態を作ることはかなり強いブレーキになります。

借金がすでにある人は、こちらも読んでください。

ギャンブルで作った借金は債務整理すべき?個人再生した僕が先に伝えたいこと

対策6:行きたくなった瞬間をメモする

パチンコに行きたくなるタイミングには、だいたいパターンがあります。

  • 仕事で嫌なことがあった日
  • 給料日や返済後で少しお金がある日
  • 休日に予定がない日
  • SNSで勝ち報告を見た日
  • 過去に勝った店の近くを通った日
  • 借金や将来の不安から逃げたい日

僕の場合、「勝ちたい」というより、嫌な気分を消したくて行くことが多かったです。不安、ストレス、退屈、自己嫌悪。そういう感情を一瞬だけ消すために打っていました。

だから、行きたくなったらメモします。

行きたくなった時のメモ

  • 何時に行きたくなったか
  • どこにいたか
  • 直前に何があったか
  • どんな気分だったか
  • 本当は何から逃げたかったか

メモすると、自分の再発パターンが見えます。パターンが見えれば、先回りできます。

僕が戻りやすい瞬間

僕の場合、危ないのは給料日前と、友達と遊ぶ予定がキャンセルになって急に一人になった時です。予定が空いて、時間だけが残って、頭の中に「少しだけ行くか」が出てくる。お金がない不安や、ひとりで暇になった時間はかなり危険です。

対策7:相談先を先にブックマークする

禁パチは一人で抱えるほどきつくなります。

厚生労働省は、依存症やその関連問題についての相談先として、保健所、精神保健福祉センター、依存症相談拠点などを紹介しています。保健所や精神保健福祉センターでは、電話や面談で相談できる場合があります。

参考:厚生労働省「依存症やその関連問題についてお困りの方へ」

また、消費者庁もギャンブル等依存症に関する情報や関係府省庁の相談先を案内しています。

参考:消費者庁「ギャンブル等依存症でお困りの皆様へ」

「相談するほどじゃない」と思う人ほど、ブックマークだけでもしておいてください。本当に追い込まれたとき、人は相談先を探す気力すらなくなります。

スリップしたら終わりではない。翌日の行動で決まる

禁パチ中にまた行ってしまうことがあります。

ここで一番やってはいけないのは、「もう全部終わった」と考えることです。

1回行ってしまった。負けた。自分が嫌になった。そこから「どうせ俺は無理」となって、連日通う。これが一番ダメージが大きいです。

スリップしたら、反省より先に後処理です。

スリップ翌日にやること

  1. 負け額を書く
  2. 行った理由を書く
  3. 使ったカード・現金の入口を一つ潰す
  4. 次に同じ状況になったときの逃げ道を決める
  5. 禁パチカウントを今日から再開する

スリップは痛いです。でも、そこで対策を1つ増やせば、次の再発率は下げられます。

これは本当にヤバいと思った負け方

一回で10万円近く使ったことがあります。6万円使って、6万円弱出たのに満足できず、「ここからプラスにできる」と粘って、結局6万円以上負けました。

さらにひどい時は、クレジットカードを現金化してまで打って、10万円近く負けました。ここまで来ると、もう遊びではなく生活を壊す行動です。クレカ現金化は手数料も高く、返済も苦しくなるので絶対におすすめしません。

僕も最近、2日で7万2000円を溶かして禁パチを再開しました。

2日で7万2000円溶けた。だから今日から禁パチを始める。

偉そうに「もう完全に克服しました」とは言えません。でも、失敗したからこそ分かることがあります。失敗した翌日に何をするかで、その後が変わります。

パチンコを辞めたい人がやってはいけないこと

逆に、禁パチ初期にやらない方がいいこともあります。

勝ったら辞めると決める

これはほぼ失敗します。勝ったら「まだいける」と思います。負けたら「取り返したら辞める」と思います。つまり、どちらに転んでも辞められません。

低貸しならいいことにする

1円パチンコや5スロでも、依存の回路は残ります。金額が小さくても、店に行く習慣が残るのが危険です。

動画やSNSで満足しようとする

最初は代替になるように見えますが、演出や勝ち報告を見ることで打ちたい気持ちが戻ることがあります。禁パチ初期は、パチンコ関連の動画・SNSも距離を置いた方が無難です。

借金額を見ない

現実を見るのは怖いです。でも、借金額を見ないままだと「まだ何とかなる」と都合よく考えてしまいます。

借金がある人は、まず残高と返済日を書き出してください。現実を見るのはきついですが、そこからしか始まりません。

禁パチ初日のスケジュール

何からやればいいか分からない人向けに、今日の動きを決めておきます。

時間やること
財布の現金を1000円から2000円にする
キャッシュカードとクレカを財布から抜く
夕方パチンコ屋の前を通らない帰宅ルートにする
借金残高、返済日、使える生活費を書く
寝る前相談先と貸付自粛制度をブックマークする

禁パチは壮大な決意から始めなくていいです。今日、店に行けない状態を作る。それだけで十分に前進です。

よくある質問

パチンコを辞めるには、まず何をすればいいですか?

財布から現金とカードを減らしてください。気持ちを整えるより先に、行っても打てない状態を作る方が効果的です。

パチンコを辞めたいのに行ってしまうのは依存症ですか?

断定はできません。ただし、やめたいのに続けてしまう、借金や生活への支障が出ている、家族に嘘をつく、といった状態があるなら、依存症の相談先につながることを考えた方がいいです。

電子マネーだけで生活すれば本当に辞められますか?

電子マネーだけで完全に辞められるとは言えません。ただ、現金を持たないことで「ふらっと入って打つ」「ATMで追加投資する」流れは止めやすくなります。カードを抜く、ルートを変える、相談先を持つ対策と組み合わせてください。

また行ってしまったら禁パチ失敗ですか?

失敗ではあります。でも終わりではありません。大事なのは、スリップ翌日に対策を一つ増やすことです。負け額、行った理由、次に潰す入口を書いて、今日から再開してください。

まとめ:パチンコを辞めたいなら、行けない仕組みを作る

パチンコを辞めたいなら、「もう絶対に行かない」と何度も誓うより、行けない仕組みを作った方がいいです。

今日やること

  1. 財布の現金を1000円から2000円にする
  2. キャッシュカードとクレジットカードを抜く
  3. パチンコ屋の前を通らないルートに変える
  4. 電子マネーに生活費だけ入れる
  5. 貸付自粛制度を確認する
  6. 行きたくなった条件をメモする
  7. 相談先をブックマークする

禁パチは気合い勝負ではありません。

冷静な自分が、行きたくなった未来の自分を止めるために、先に罠を外しておく作業です。

今日、財布からカードを抜くところから始めましょう。