パチンコ依存で失うもの。お金より先に削られる時間・判断力・家族との距離

パチンコ依存で失うものをまとめたアイキャッチ禁パチ
パチンコ依存で失うものは、お金だけではありません。
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パチンコ依存で失うものは、お金だけではありません。

むげんです。

もちろん、お金は減ります。財布の中身も口座の残高も減るし、返済に回すはずだったお金まで消えます。

でも、あとから一番きついと思ったのは、お金以外のものまで一緒に削っていたことです。時間、判断力、家族との距離、自分を信じる力。そういうものまで、気づかないうちに減っていました。

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お金以外のものも、少しずつ削られていく。

パチンコ依存で失うものはお金だけじゃない

パチンコやスロットに依存している時は、負け額ばかりに目が行きます。

今日いくら負けた。今月いくら負けた。借金がいくら増えた。もちろん、それは現実として重いです。

でも、問題はそれだけではありません。

パチンコ依存で本当に怖いのは、お金を失うだけじゃなく、生活の中心までパチンコに寄っていくことです。

休みの日の予定、家族との時間、友達との約束、仕事終わりの過ごし方。そういう日常の中に、少しずつホールが入り込んでくる。

そして気づくと、生活の中心が「今日は打てるか」「昨日の負けを戻せるか」になっていました。

失うもの1:お金と金銭感覚

まず失うのはお金です。

1万円、2万円、3万円。最初は大きい金額だったはずなのに、パチンコ屋では感覚が壊れていきます。

普段の買い物では数百円を気にするのに、ホールでは1万円札がただのサンドに入れる紙になる。これが本当に怖いです。

勝った日があると、さらに感覚がズレます。

「昨日勝ったから、今日は少し負けても大丈夫」

「先月は勝っていたから、今月の負けはまだセーフ」

こうやって、自分に都合よく計算し始める。でも、生活費や返済は都合よく待ってくれません。

借金がある人は、こちらの記事も読んでください。

ギャンブル借金の相談先はどこ?返せない時に無料相談する前の確認リスト

失うもの2:時間

次に失うのは時間です。

パチンコは、負けても時間が消えます。勝っても、結局また打つ時間を作りたくなります。

朝から並ぶ。台を探す。打つ。粘る。取り返そうとする。気づいたら夕方、下手したら夜。休日が丸ごと消えます。

その時間で何か立派なことをしなきゃいけない、という話ではありません。ただ、家族と過ごせた時間、寝られた時間、体を休められた時間がなくなっていく。これが地味にきついです。

僕は昔、友達や恋人といても心の中ではホールのことを考えていました。これは別の記事でも書きました。

ギャンブル依存症は孤独になる。友達も恋人も見えなくなった僕の話

失うもの3:判断力

パチンコで負けている時、判断力はかなり落ちます。

普通なら止める金額でも、「あと少し」「次で当たる」「ここでやめたら負けが確定する」と考えてしまいます。

冷静に見れば、もうその時点で負けています。でも、その場では認められません。

負けた直後の「取り返す」は、だいたい罠です。勝ちに行っているというより、負けた自分をなかったことにしに行っているだけのことが多い。

負けた直後の行動は、この記事で詳しく書いています。

パチンコで負けた直後に読んでほしい。取り返そうとする前にやること

失うもの4:家族や大切な人との距離

パチンコ依存で失うものとして、家族や大切な人との距離もあります。

ここは、言い方を間違えたくないところです。

ただ、「負けた話をしないから信頼が壊れる」という単純な話ではないと思います。

ギャンブルをする人は、負けた話をしないこともあるし、逆に負け自慢みたいに話すこともあります。勝った話だけを話すこともある。

でも相手がギャンブルをしない人なら、誰かの収支なんて基本的には興味がありません。ギャンブルをする相手でも、他人の勝ち負けをずっと聞きたいわけではない。

それなのに、自分の勝ち負けを話したくなる。打った台の話をしたくなる。負けた悔しさをわかってほしくなる。

相手がどう思うかより、自分の中のギャンブルの出来事が前に出てしまう。

今思うと、これがかなりまずかったです。

お金の問題だけではなく、相手目線が抜けていく。大切な人との会話まで、いつの間にかギャンブル中心になっていく。そうなると、こっちが思っている以上に温度差ができます。

失うもの5:自分で自分を信用できなくなる

僕が一番きついと思うのは、自分で自分を信用できなくなることです。

「もう行かない」と思ったのに行く。

「今日は1万円だけ」と決めたのに追加する。

「次でやめる」と思ったのに、また打つ。

これを繰り返すと、自分で自分の言葉を信じられなくなります。

負けた金額も苦しい。でも、「またやった」という感覚はもっと苦しいです。

もしスリップしてしまった人は、責め続けるより先に次の負けを止めてください。

ギャンブル依存症でスリップした時にやること。37万円負けた僕のやり直し方

失うもの6:選べることが減っていく

パチンコ依存でしんどいのは、あとから選べることが減っていくことです。

少し大げさに聞こえるかもしれません。でも、毎月のようにお金を失って、借金が増えて、返済に追われるようになると、本当に選べることが減ります。

欲しいものを買う。家族と出かける。休みの日にちゃんと休む。転職や副業に時間を使う。そういう普通のことが、ギャンブルの負けと返済で後回しになります。

僕は、ギャンブルで負けたお金だけを失ったわけではありません。そのお金があればできたこと、その時間があればやれたことも一緒に捨てていました。

だから、禁パチはただの我慢大会じゃなくて、自分の生活を少しずつ取り戻すことだと思っています。

いきなり全部取り戻そうとしなくていい

失ったものを全部一気に取り戻そうとすると、また苦しくなります。

お金をすぐ取り戻そうとすると、また打ちたくなります。全部ちゃんとしようとすると、できない自分に腹が立ちます。人生を一気に変えようとすると、途中で折れやすいです。

だから順番は、まず「今日これ以上失わない」でいいです。

今日打たない。今日借りない。今日だけホールの前を通らない。今日だけ負け額をごまかさずに見る。

それくらい小さいところからでいいと思います。

小さく見えるけど、そこで止められた分だけ、明日の自分が少しだけ楽になります。

まず今日の負けを止める

パチンコ依存で失ったものを、いきなり全部取り戻すのは難しいです。

お金も、時間も、信頼も、自分への自信も、すぐには戻りません。

でも、今日これ以上失わないことはできます。

  • 財布に入れる現金を減らす
  • 帰り道でホールの前を通らない
  • 打ちたくなる時間をメモする
  • 借金があるなら残高を一度見る
  • 一人で抱えず、相談先を決める

消費者庁も、ギャンブル等依存症について、日常生活や社会生活に支障が出ることがあり、適切な治療や支援で回復は可能だと案内しています。

参考:消費者庁「ギャンブル等依存症でお困りの皆様へ」

まずは、今日の負けを止めるところからでいいです。

パチンコをやめる具体策はこちらにまとめています。

パチンコを本気で辞めたい人へ。今日からできる7つの禁パチ対策

失ったものを数えるのはきついです。でも、そこに気づけたなら、まだ戻る方向を選べます。