むげんです。
最初に書いておくと、この記事のタイトルはかなり強いです。ただ、特定の誰かをさらしたり、借金がある人を見下したりしたいわけではありません。
X(Twitter)の借金アカウントで同じ失敗を繰り返す人を見ると、過去の自分を見ているようで腹が立つ。この記事は他人だけではなく、何度も「今日からやめる」と言っては賭けていた自分にも向けて書いています。
借金アカウントを作っても、行動が同じなら繰り返す
Xには、パチンコ・スロット・FX・バイナリーオプションなどで借金を抱え、返済や禁ギャンブルの記録をしている人がたくさんいます。
見えない仲間とつながりながら立ち直りたい。最初はそう思ってアカウントを作ったはずなのに、いつの間にか次の流れを繰り返してしまうことがあります。
- 「今日からやめる」と宣言する
- 数日後、給料日や休みの日にまた賭ける
- 「スリップしました。明日から頑張ります」と投稿する
- お金の持ち方や帰宅ルートは変えないまま、また同じ日を迎える
一度打ってしまったことだけで、それまでの禁パチが全部無駄になるわけではありません。問題は、反省の投稿だけで終わり、打てる環境を何も変えないことです。
僕も「分かっているのに繰り返す側」だった
僕はパチンコ、スロット、バイナリーオプションを繰り返し、借金は約1,100万円まで増えました。いろいろなところで借り、おまとめローンを使い、それでもまた借り、最後は債務整理までしています。
生活費や返済金を使い、足りなくなると家族にお金を借りたことも、子どものためのお金に手をつけたこともあります。それでも当時は、次に勝てば何とかなると思っていました。
だから僕は、できている側から借金アカウントの人を批判しているわけではありません。自分も同じことをしていたからこそ、宣言だけで終わってほしくないと思っています。
他責にすると、次に変えるべき行動が見えなくなる
負けた直後は、「店が悪い」「遠隔された」「相場を操作された」と何かのせいにしたくなります。僕にも、自分の判断を認めたくない時期がありました。
しかし、その考えのままだと次にやることが「別の店へ行く」「別の台を打つ」「別の業者へ入金する」に変わるだけです。さらに、攻略法や必勝ツールなどの甘い話にも引っかかりやすくなります。
負けた原因を全部きれいに説明できなくても、次の行動は変えられます。現金を持ちすぎない、キャッシュカードを持って出ない、入金先を使えなくする、店の前を通らない。まず変えるべきなのは、意思よりも環境です。
「期待値なら賢く打てる」も、続ける理由になった
何も考えずに打つのは駄目でも、期待値を調べて打てば大丈夫。そう考えると、自分はもう以前とは違うような気がします。
でも借金があり、打ちたい衝動を止められない状態では、期待値という言葉そのものがホールへ行く理由になり得ます。狙っていた台が空いていなくても、せっかく来たからと別の台を打つ。負ければ、次の期待値がある台で取り返そうとする。僕に必要だったのは、上手な打ち方ではなく打たない日を増やすことでした。
この点は、期待値稼働が借金から抜ける方法にならない理由で詳しく書いています。
Xを「反省を書く場所」から「行動を残す場所」に変える
借金アカウントを作ること自体は悪くありません。同じ悩みを持つ人とつながり、ひとりで抱え込まずに済むのは大きな利点です。ただ、「もうしません」だけでは次の日の衝動を止めにくいです。
記録するなら、次のように具体的な行動まで残した方が役に立ちます。
- 今日は賭けなかった。使わずに守れた金額はいくらか
- どの時間、場所、感情で打ちたくなったか
- キャッシュカードを置く、帰り道を変えるなど何を実行したか
- 家族や相談先に何を伝えたか
フォロワーに「頑張ります」と見せるためではなく、次の自分が同じ場面を避けるための記録にする。その方がアカウントを作った意味が残ります。
収入を増やすだけでは、借金の流れは止まらなかった
借金返済には収入を増やすことも必要です。僕は高卒で、28歳ごろまでバンド中心の生活を送り、バイト先で派遣から社員になりました。仕事では自分の足りなさを認めて努力し、年収もバイト時代の約400万円から約800万円まで上がりました。
それでも、賭け続ければ増えた収入は守れません。副業や昇給で入るお金を増やす前に、生活費と返済金をギャンブルへ移せない形にする必要がありました。
返済が回らないときは、一発逆転を探すのではなく、残金と支払日を確認し、家族や公的な相談窓口、弁護士・司法書士などへ早めに相談する。これは格好悪い行動ではなく、これ以上家族のお金まで失わないための行動です。
まとめ:人ではなく、繰り返している行動を止めたい
タイトルでは「バカ」と書きました。ただ、借金がある人そのものをバカだと言いたいのではありません。僕自身がそうだったように、結果が出ているのに同じ環境と行動を残し、「次は大丈夫」と繰り返すことを止めたいのです。
また打ってしまった日も、宣言を新しくするだけで終わらせない。現金、カード、入金先、帰り道、相談相手のどれか一つを、その日のうちに変える。借金アカウントは、その行動を残すために使った方が立ち直る力になります。
負けを繰り返したくない人へ
「また行きそう」と思う時は、気合いより先にお金と行動のルートを変えた方が現実的です。


