パチンコをやめたら月いくら浮く?毎日通い・週3〜4回で計算

禁パチ
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パチンコをやめたら、月にいくらお金が浮くのか。

答えは人によって違います。パチンコもスロットも、毎回同じ金額を負けるわけではないからです。

僕も負け続けていたわけではありません。1時間や2時間で数万円勝った日もありました。一方で、夕方からの数時間で5万円、休みの日に10万円以上負けたこともあります。

一番通っていた時期は毎日。債務整理をしてからも週3〜4回は行き、パチンコ・スロットだけで月に30万円ほど負けた月がありました。平日はバイナリーオプションもほぼ毎日やり、両方を合わせると月に数百万円負けたこともあります。

この記事では「勝った日」を無視して金額を大きく見せることはしません。

1回の平均純損失と、行かなかった回数を使って、月に減らずに済む金額を計算します。さらに、僕の生活からパチンコとバイナリーが奪っていた時間も試算します。

結論|月に浮く目安は「平均純損失×行かなかった回数」

月にいくら浮くかを考える時は、1回の投資額ではなく平均純損失を使います。

月に減らずに済む金額 = 1回の平均純損失 × 行かなかった回数

例えば、2万円使って1万円戻った日は、純損失1万円です。3万円勝った日と5万円負けた日があれば、2日間の合計は2万円負け、1回平均では1万円負けになります。

収支が分からない場合は、直近3か月ほどのATM出金、投票・取引口座への入金、換金や出金の記録を集めます。「一番負けた日」ではなく、複数月の合計を回数で割る方が現実に近づきます。

先に目安だけ知りたい人へ

週3〜4回、1回の平均純損失が1万円なら、月に約13万〜17万円。毎日なら月30万円です。ただし、これは自動的に貯金へ移る金額ではなく、賭けなかったことで減らずに済む金額の目安です。

週1・週2・週3〜4回・毎日で月額を計算

1か月を約4.3週間として、週1回は約4回、週2回は約9回、週3〜4回は約13〜17回で計算しました。金額はすべて、勝った日の回収も差し引いた後の平均純損失です。

通う頻度月の回数平均5,000円負け平均1万円負け平均2万円負け
週1回約4回約2万円約4万円約8万円
週2回約9回約4万5,000円約9万円約18万円
週3〜4回約13〜17回約6万5,000〜8万5,000円約13万〜17万円約26万〜34万円
ほぼ毎日約30回約15万円約30万円約60万円

僕がパチンコ・スロットだけで月30万円ほど負けた時期は、毎日通って1日平均1万円を失う計算と重なります。

もちろん、実際には毎日きれいに1万円ずつ負けたわけではありません。勝った翌日に5万円負ける。少し取り返して、休みの日に10万円以上負ける。結果として月末に30万円減っていた、という激しい上下でした。

勝つ日があるから、負けを小さく感じてしまった

僕は、勝ったり負けたりする浮き沈みの大きさが、さらに依存する理由になったと感じています。

1〜2時間で数万円勝つと、「仕事より早くお金が増えた」「次も短時間なら大丈夫」と思います。その経験が残っているから、夕方から5万円負けても、次の短時間勝負で戻せる気がします。

閉店前の30分から1時間だけジャグラーを打つため、22時を過ぎてから店へ行くこともありました。打てる時間が短いから安全なのではなく、「今日も一度は抽選を受けたい」という気持ちを優先していました。

短時間で勝った記憶は強く残ります。しかし月の収支を見る時に必要なのは、最高の勝ち額ではなく、すべての入出金を合計した結果です。

債務整理後も、週3〜4回のパチンコ通いは続いた

僕は債務整理をした後も、パチンコ店へ週3〜4回行っていました。

もし1回の平均純損失を1万円と置くと、月13万〜17万円です。平均5,000円でも月6万5,000〜8万5,000円。返済中の家計にとって、小さな金額ではありません。

債務整理をしたことで借金の形は変わっても、通う回数とお金の使い方が変わらなければ、生活は再び苦しくなります。

生活費や返済金まで使ってしまった直後なら、月額計算より先に残高と支払日を確認してください。ギャンブルで生活費がなくなった時にやる順番を別の記事にまとめています。

バイナリーまで含めると、月の損失は数百万円になった

当時の僕は、パチンコ店を出た後も終わりではありませんでした。

23時までパチンコを打ち、帰宅後は深夜2時までバイナリーオプション。そのまま寝て仕事へ行き、18時や19時から再びパチンコへ行く生活をしていた時期があります。

バイナリーは平日にほぼ毎日やっていました。負けると入金し、少し勝てば次の取引へ回す。パチンコ・スロットの損失も含め、月に数百万円負けたことがあります。

この場合、「1日いくら」での計算だけでは実態を捉えにくくなります。銀行口座から取引口座へ入れた合計から、銀行口座へ戻した出金額を引き、月ごとに集計する必要があります。

数百万円の損失は、節約だけで取り戻そうとする金額ではありません。

借入、生活費、返済資金まで動いているなら、一人で収支計算を続けるより、家族や専門の相談先と資金の動きを止めることを優先します。消費者庁も、精神保健福祉センターや保健所、借金については消費生活センターや法テラスなどへの相談を案内しています。

消費者庁「ギャンブル等依存症でお困りの皆様へ」

お金だけでなく、月180〜210時間を使っていた可能性がある

当時の生活を時間でも計算します。

行動1日の時間月の回数月の時間
18〜19時ごろから23時までパチンコ約4〜5時間30日と仮定約120〜150時間
23時から2時までバイナリー約3時間平日20日と仮定約60時間
合計約180〜210時間

180〜210時間は、24時間換算で約7.5〜8.75日分です。移動、ATM、台を探す時間、終わった後も結果を考えている時間は含めていません。

深夜2時に寝て朝6時に起きるなら、睡眠は約4時間です。厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」は個人差を前提に、成人では少なくとも6時間以上を目安に必要な睡眠時間を確保するよう勧めています。

僕が取り戻したかったのは負けたお金でした。でも実際には、お金を追うために翌日の体力と時間まで使っていました。

厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」

やめたら同じ金額がそのまま貯金になるわけではない

月30万円負けていた人がパチンコをやめても、翌月に必ず30万円貯金できるわけではありません。

僕の場合、パチンコをしない代わりに買い物、ゲームセンター、オンラインクレーンゲームなどへお金を使いたくなる衝動が残りました。安い物を細かく買い、「パチンコで大きく負けるよりいい」と考えているうちに、それなりの金額が減ることもあります。

そのため、「浮いた金額」と「実際に残った金額」は分けて記録します。

  • 減らずに済んだ金額:以前なら賭けていた平均純損失
  • 代わりに使った金額:買い物、課金、ゲーセン、外食など
  • 実際に残った金額:減らずに済んだ金額から代替支出を引いた金額

この違いは、パチンコをやめたのにお金が残らない理由でも詳しく書いています。

自分の金額を30日だけ記録する

正確な金額を知るには、禁パチを始めた日から30日間、次の4項目だけ記録します。

  1. 以前なら行っていた日と、その日の平均純損失
  2. 実際には使わずに済んだ金額
  3. 代わりの買い物や遊びに使った金額
  4. パチンコと取引に使わなかった時間、寝た時刻

1日ごとの勝ち負けを思い出して「今日は勝てたかもしれない」と考えるのではなく、過去数か月の平均を固定して使います。

禁パチ30日でお金・時間・睡眠を記録する方法には、そのまま使える記録項目をまとめています。

まとめ|浮く金額より、もう失わない金額を見る

パチンコをやめたら月いくら浮くかは、1回の平均純損失と通っていた回数で変わります。

  • 週3〜4回、平均1万円負けなら月約13万〜17万円
  • 毎日、平均1万円負けなら月約30万円
  • 僕はパチンコ・スロットだけで月30万円、バイナリーを含めて数百万円負けた月がある
  • 当時の生活では、月約180〜210時間を使っていた可能性がある
  • 浮いた金額と、実際に残った金額は分けて記録する

勝った日の金額を足して未来を考えるより、もう賭けなければ失わずに済む金額を見た方が、生活は現実的に変わります。