ギャンブル依存症の信じられない行動

禁パチ

むげんです。




この記事を読んでいるあなたは少なからずギャンブル依存症に興味ががあるんですよね。

あなた自身がギャンブル依存症であるか、家族や友達がギャンブルに依存していて困っている方。あるいは怖いもの見たさという方もいるでしょうか?

今回は重度のパチンコ/パチスロ依存症である僕が、僕自身や周りで見たギャンブル依存症の異常な行動を振り返って見ます。

この記事を読んだあなたが、あなた自身が依存症だと気づき、依存症の怖さを知れたり、家族や友達の依存症の辛さを知り、願わくば依存症克服の手助けの行動を起こしていただければ幸いです。

ギャンブル依存症になる人は依存症になるべくしてなったわけではありません。

ギャンブル依存症になる人は、もちろん依存症になる前は普通の人だったのです。

一度ギャンブルにハマり依存症になると、たちまち周りが見えなくなり、おかしな行動をするようになるんです。

そして衝動的におそるべき行動を取るようになるのです。

意志が弱いと言われればそれまでですが、そのくらいギャンブルは怖いもので、誰でも依存症になり得ると言うことを覚えておいていただけると嬉しいです。

そして僕の親父もギャンブル依存症です。

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ギャンブル依存症の家族がどんな思いをするかは☝︎この記事を読んで下さい。

嘘をつく

僕は妻にパチンコやスロットを禁止されています。
それはこれまでにFXで借金をしており実家の両親に立て替えてもらったお金の返済や家のローンがありまだ子供も小さいのでギャンブルにお金を使っている場合ではないからです。

しかしどうしてもパチンコを打ち僕は度々「残業になった」と嘘をついてパチンコを打っていました。

休日出勤になったと言って朝からパチンコ屋に行ったことも何度もあります。

気付けば嘘だらけになり、妻に後ろめたい気持ちがずっと残っています。

借金をする(借金グセがつく)

一度ギャンブルの為に借金をすると、借金に対するハードルが極端に低くなります。

カードローンの残高が貯金の残高に見えその残高を使い果たした頃には、大変なことになっています。

そこでことの重要さがわからないと、新たな消費者金融にてを出し更に借金を積み上げることになります。

やがて自転車操業や利息だけを返す生活が当たり前になり、最終的には返済に首が回らなくなり破産します。

僕は、初めは軽い気持ちでクレジットカードのキャッシングで1万円を借りパチンコに使いました。

その時は「勝って返せば良いや」と思っていました。

しかし思い通りには行かずキャッシング枠の20万を使い果たした為、他のカードでキャッシングしてしまいます。

しかし借りる会社を増やすという事は、返済する会社が増えるという事です。

月々の返済額は1万から2万になってしまいました。

それでもパチンコを打ち続けた僕は負ける度に増えた借金を計算し、「月2万返せば2年で返済出来る。2年なら大丈夫。」「また負けちゃったな。でも3年で返せる。」と言ったようにどんどんどんどん返済プランを変えて行きました。

また「何かどかっと借金減らせる方法ないかなぁ」と考えた僕はバイナリーオプション(fx)に手を出します。

気づいた頃にはクレジットカード3社と銀行のカードローン2社に総額200万もの借金をしていました。

月々の返済も5万を超えてしまいます。

既婚者でお小遣いが3万円だった僕は、返済が出来そうもないとわかったところで怖くなり妻に打ち明けました。そして妻の実家に借金を立て替えてもらうのです。。。

友達にお金を借りてしまう

僕の友人はスロットにハマっている友達にお金を貸してしまい中々帰ってこないと悩んでいました。結局少しずつ返してもらえる事になったみたいなので良かったですが、同僚や友達にギャンブルのためのお金を借りてそのまま逃げてしまうと言う話は良く聞きます。

人>ギャンブルになってしまったと思うと怖いと言うかもはや悲しいですね。




犯罪を犯す


ギャンブル依存が酷くなると人のもの(お金)を盗んでギャンブルをするようになります。

僕のバンド仲間のある人は、同居人のギターを勝手に質屋に入れ手に入れた20万円を競馬に使い果たし、逃走した挙句逮捕されてしまいました。メジャーデビューを経験し人気某アニメの主題歌や某学校のCMの挿入歌を歌っていたほど有名だった為大々的に報道されてしまい、人生が崩壊しました…

台を叩く(壊す)

これはパチンコ屋に行った事がない人は信じられないかもしれませんが、パチンコ屋ではよく見る風景です。

自分で沢山のお金を入れておいて当たりが来ないと台を叩いたり叫んだりする人が日常的にいます。

更に酷い場合はタバコを押し付けたりガラスを割ったりする人もいます。

こんな姿他人に見られたらと思うとゾッとしますよね。

しかし実際にやった事はないものの衝動的にやりたくなった事はありませんか?

僕は何度も台を壊したくなった事があります。

もちろん何とか気持ちを抑えました。

しかし、誰でもこの破壊行為を行う可能性があるって事です。

約束を平気で破る


パチンコやスロットに依存している人は、少しでも時間があればパチンコ屋に行きます。待ち合わせまでの数時間など少しでも時間があったら打ちに行きたくなります。

しかし、パチンコ屋に行くとどうなるでしょう?

お金を入れて負けていると取り返すまでパチンコ屋から出れなくなります、また当たってしまい連チャンしてしまえばその当たりが終わるまでパチンコ屋から出れません。

勝手も負けてもパチンコ屋から出られないのです。

結局約束の時間に遅刻したり、「体調が悪くなった」と嘘をついてドタキャンしてしまうのです。

僕も、何度約束の前にパチンコ屋に行き、遅刻したりドタキャンしたかわかりません。

本当に最悪な行動です。

少しでも時間があれば打ちに行く

この行動ですが本当に僕が僕自身を異常だと思ったエピソードがあります。

スロットを打ち始めの頃、スロットの面白さが忘れられず仕事中ずっとスロットのことを考えてしまい、昼休みの1時間でご飯も食べずゲームセンターにスロットを打ちに行きました。

それだけでは飽き足らずその数日後には昼休みにスロットを打ちに行きました。

また出社前に1時間だけパチンコを打つ。なんて事をしたこともあります。

仕事に支障を出した事はありませんでしたが、あたりが終わらず泣く泣くその辺を歩いていた人に確変している台を譲りました。

仕事に向かう途中何となく僕は良いことをしたような気分になっていましたが、今思うとギリギリの時間に打ちに行ってお金を入れるだけ入れて当たったら他人に譲ってちょっと気持ちよくなってる。

客観的に考えて気持ち悪すぎます。。。

ずっとギャンブルの話をしている

これは会社の先輩ですが、職場で会うとすぐに「この前北斗で6確定演出出ちゃった〜」とか、

「この前○万勝った〜」と、僕を見るなりスロットの話をしてきます。

彼が転勤し事務所が離れた後も仕事の事で電話したのにすぐにスロットの話をしてきます。

仕事には真面目な僕は職場でギャンブルの話をしたくありません。

そして仕事中に周りの人がギャンブルの話をしている管理職を見たらどう思いますかね?

あるいは上司に見られたら。。。

ギャンブルにハマると色んな事が気にならなくなっちゃうんですよね。

そして話す話題もギャンブルの事ばかり。仕事中もギャンブルの事ばかり考えて脳がギャンブルに支配されてしまいます。

人の目が気にならない

ギャンブルにハマるとギャンブル以外にお金を使うのがもったいないと考えるようになります。

  • 洋服
  • 靴や鞄
  • 美容室
  • 歯医者
  • 病院

こう言ったところにお金を使う事を惜しむようになってきます。

当然見すぼらしくなりますよね。

しかも歯医者などの医療費にお金を使うのを嫌がりますから歯もボロボロガタガタの人も多いです。

身なりに気を使わず不健康な方は、精神的に落ち着いていない方が多いと思います。

異常ケチになる

例えば賃貸の設備の破損や前述の医療費など、必須ではないものの普通に考えたら使うべきところにお金を使わないんですよね。

とにかくギャンブルをする為に、お金を残しておきたいんです。

そして特にパチンコやスロットをする人ならサンドには1000円札しか入らないのでそれようにできるだけ札を残すようにしたりします。

とにかく一枚でも多くギャンブルに使えるようお金を残そうとします。

無意識に。

依存症の怖さは伝わりましたか?

いかがですか?
少しは依存症の怖さが伝わったでしょうか?
今禁パチをしている方、スリップしてしまい悩んでる方。依存症の怖さを再認識して脱ギャンブルのお役に立てれば嬉しいです。