※この記事にはギャンブル依存・借金に関する内容が含まれます。
僕自身の禁パチ失敗、借金、個人再生の経験をもとに書いています。医学的・法律的な判断が必要な場合は、医療機関、依存症相談拠点、弁護士・司法書士などの専門家に相談してください。
パチンコで負けた時のメンタルは、かなり崩れます。
財布の中身が減る。帰り道で無言になる。家に着いても何もする気が起きない。スマホを見る気力もないのに、なぜか次に打つ台のことだけは頭に浮かぶ。
でも、ここで一つだけ間違えない方がいいです。
メンタルを戻す目的は、また打てる状態に戻ることではありません。
「少し落ち着いたから、もう一回だけ行こう」
「反省したし、次は冷静に打てる」
「今日はメンタル終わってるから、明日取り返そう」
こうなると、立ち直ったように見えて、ただ次の負けに向かっているだけです。
この記事では、パチンコで負けた時のメンタルを戻す方法を、ちゃんと反省して、今日はもう打たないところまで持っていく流れとしてまとめます。
この記事でわかること
- 負けた日のメンタルを戻す順番
- 落ち込んだ後に、取り返しに行かないための考え方
- 反省と自己嫌悪を分ける考え方
- 取り返しに行かないために、負けた日にやること
- 負けた次の日にまた行かないための行動
パチンコで負けた時のメンタルを戻す目的
負けた時にメンタルを戻すのは大事です。
ただし、目的を間違えると危ないです。
「元気になったらまた打てる」ではなく、落ち着いて、今日の負けをここで止めるためにメンタルを戻します。
負けた直後は、頭の中がかなり雑になります。
- 取り返せばなかったことにできる
- あと少しで出たはず
- 今日は引きが悪かっただけ
- このまま終わるのは悔しい
- 家に帰っても何もできない
この状態の自分を信用しすぎると、また店に戻ります。
だから最初にやることは、前向きになることではありません。まず追加投資を止めることです。
「パチンコ 負けた時 メンタル」で検索する人が本当に知りたいこと
「パチンコ 負けた時 メンタル」で検索する人は、たぶんただ慰められたいだけではないと思います。
| 検索する言葉 | 本当の状態 | この記事でやること |
|---|---|---|
| パチンコ 負けた時 メンタル | 落ち込んでいるけど、また行きそう | 反省して、今日は打たない状態に戻す |
| パチンコ 負けた時 | 今すぐ何をすればいいか知りたい | 追加投資を止めて、店から離れる |
| パチンコ 負けた次の日 | 翌日に取り返しに行きそう | ルート、財布、予定を先に変える |
| パチンコ 負けた時 名言 | 気持ちを立て直す言葉がほしい | 気分ではなく行動を止める言葉にする |
大事なのは、メンタルを軽くするだけで終わらせないことです。
軽くなったメンタルでまた打ちに行ったら、同じことを繰り返します。
手順1:まず店から離れる。反省はその後でいい
負けた直後に、ホールの中や駐車場で反省しようとしても無理です。
目の前に台がある。音が鳴っている。ATMやコンビニが近い。まだ取り返せる気がする。
その場所にいる限り、メンタル回復より先に追い金の誘惑が来ます。
だから最初にやることは単純です。
店から離れる。
できれば、コンビニやATMがない方向へ歩く。車なら一度エンジンをかけて、家か別の用事の場所へ向かう。
反省は、店から離れてからでいいです。
負けた直後に取り返したくなる思考は、こちらの記事にもまとめています。
パチンコで負けた直後に読んでほしい。取り返そうとする前にやること
手順2:負け額を曖昧にしない
メンタルが崩れた時ほど、負け額をぼかしたくなります。
「まあ3万くらい」
「今日だけならまだ大丈夫」
「今月トータルではそんなに負けてないはず」
でも、ここを曖昧にするとまた行きます。
きつくても、スマホのメモに書いてください。
- 今日使った金額
- 今月の負け額
- ATMへ行った回数
- 本当は何に使う予定だったお金か
これは自分を責めるためではありません。
「このまま続けたらまずい」と、冷静な自分に戻るためです。
手順3:反省と自己嫌悪を分ける
負けた後は、自分を殴るような言葉が出てきます。
「自分は終わってる」
「なんでまたやったんだ」
「もう何もかも無理」
気持ちはわかります。僕も何度もそうなりました。
でも、自己嫌悪だけだと次につながりません。しんどくなって、現実逃避でまた打ちに行きたくなるからです。
反省は、人格否定ではなく行動の確認にします。
| 自己嫌悪 | 反省に変える |
|---|---|
| 自分はクズだ | 今日は店に入った時点で危なかった |
| また負けた自分が嫌い | 負けた後にATMへ行きそうになった |
| どうせやめられない | 財布とカードを離す必要がある |
| もう全部終わり | 今日ここで止めれば、次の負けは増やさない |
反省は、次の行動を変えるために使います。
手順4:現金とカードを離す
メンタルが少し戻ってきた時が、実は危ないです。
落ち込みのピークを過ぎると、「もう一回だけ冷静に打てばいいかも」と考え始めるからです。
だから、メンタルを戻す前にお金の入口を離します。
- 財布からキャッシュカードを抜く
- クレジットカードを家に置く
- 電子マネー中心にする
- 現金は1000円から2000円だけにする
- 可能なら家族にお金の管理を相談する
僕の場合、一番効いたのは債務整理でした。新しく借りられなくなったことで、行く頻度も一回に使う額もかなり落ちました。
もちろん、債務整理は簡単にすすめるものではありません。デメリットもあります。ただ、借りて打つ状態まで行っているなら、気合いより先にお金の入口を止める必要があります。
ギャンブルで作った借金は債務整理すべき?個人再生した僕が先に伝えたいこと
手順5:食べる、風呂、寝る。でも「忘れる」ために使わない
負けた後は、体もかなり疲れています。
空腹、寝不足、長時間の刺激、負けたストレス。これが重なると、まともに考えられません。
だから、最低限の回復は必要です。
- 水を飲む
- 何か食べる
- 風呂に入る
- スマホでパチンコ動画を見ない
- 今日は寝る
ただし、これは負けを忘れるためではありません。
「寝たらスッキリした。よし明日取り返そう」ではダメです。
体を回復させたうえで、明日は打たない準備をします。
手順6:負けた次の日の予定を先に入れる
負けた次の日は危ないです。
メンタルが少し戻っている。昨日の負けが悔しい。まだ取り返せる気がする。時間が空いている。
この条件がそろうと、かなり戻りやすいです。
だから、負けた日の夜に次の日の予定を入れてください。
- 朝に散歩する
- コンビニではなくスーパーへ行く
- ホールの前を通らないルートにする
- 家の片づけを1つだけやる
- 誰かに「今日は行かない」と送る
予定は大きくなくていいです。
大事なのは、空白の時間を作らないことです。
やってはいけないメンタル回復
負けた時に、やると戻りやすい回復方法があります。
勝った動画を見る
一番危ないです。
勝った動画を見ると、負けた自分も次は勝てる気がしてきます。メンタルを戻しているようで、打ちたい気持ちに燃料を入れています。
負けを別の出費に置き換える
「旅行したと思えばいい」「服を買ったと思えばいい」と考えると、一瞬だけ楽になります。
でも、負けをなかったことにすると、次も同じ負け方をします。
パチンコで負けたことをなかったことにする心理|また負けた時の危険な考え
負け自慢をする
ギャンブルをする人同士だと、負けた話がネタになることがあります。
でも、負け自慢をしていると、反省よりも笑い話に寄っていきます。関係ない人に話しても、相手は収支に興味がないことが多いです。
本当に必要なのは、負けた額を盛ることではなく、次に打たない行動です。
低貸しならいいことにする
「4円はやめて1円にする」も、戻る入口になりやすいです。
金額が小さく見えるだけで、時間と判断力は同じように削られます。低貸しで慣れて、結局また戻ることもあります。
相談先を持つのは、弱いからではない
消費者庁は、ギャンブル等依存症について、のめり込んでコントロールができなくなる精神疾患の一つで、日常生活や社会生活に支障が生じることがあると案内しています。また、適切な治療と支援により回復は十分に可能とも示しています。
負けた時にメンタルが崩れる。取り返そうとしてしまう。借金やクレカ現金化まで考えてしまう。
ここまで来ているなら、一人で全部抱えなくていいです。
依存症対策全国センターでは、ギャンブル依存症についての情報や相談先を探すページも用意されています。
相談先を持つのは、弱いからではありません。
次の負けを増やさないための保険です。
負けた日のメンタルを戻すチェックリスト
負けた日は、これだけやれば十分です。
- 店から離れた
- ATMへ行かなかった
- 今日の負け額を書いた
- キャッシュカードを財布から抜いた
- パチンコ動画を見なかった
- 明日の予定を1つ入れた
- 今日はもう打たないと決めた
全部できなくてもいいです。
でも、ひとつでもできたら、今日の負けをそこで止める方向に進んでいます。
まとめ:立ち直るとは、また打てる状態に戻ることではない
負けた日のメンタルを戻すことは大事です。
でも、立ち直ることと、また打てる状態になることは違います。
本当に必要なのは、落ち込んだ自分を少し落ち着かせたうえで、今日の負けをここで止めることです。
反省する。負け額を見る。現金とカードを離す。明日の予定を入れる。今日はもう打たない。
きれいに立ち直らなくていいです。
今日、次の1000円を守れたら、それはかなり大きいです。
禁パチの具体的な仕組み作りはこちらにまとめています。
パチンコを辞めたいのに辞めれない人へ。辞める方法は行けない仕組みを作ること
よくある質問
Q. パチンコで負けた時、まず何をすればいいですか?
まず店から離れてください。反省はその後で大丈夫です。店の中や駐車場にいると、メンタル回復より先に追い金の誘惑が来ます。
Q. メンタルを戻すために寝てもいいですか?
いいです。ただし、寝て忘れて終わりにすると次の日に戻りやすいです。寝る前に負け額を書き、財布からカードを抜き、次の日の予定を1つ入れてください。
Q. 反省するとつらくて、また逃げたくなります。
人格否定ではなく、行動だけを見てください。「自分はダメ」ではなく、「ATMに近づいた」「負け額をぼかした」「予定が空いた時に行った」と分けると、次の対策に変えやすいです。
Q. また打ってしまったら終わりですか?
終わりではありません。ただ、なかったことにすると繰り返します。いつ、いくら、どのタイミングで戻ったのかを見て、次に潰す入口を一つ決めてください。

