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『ジョジョの奇妙な冒険』は、長い。
でも、長すぎるからこそいい。
主人公も、時代も、国も、戦い方も変わる。それでも「ジョースターの血統」と人間の覚悟は、世代を越えてつながっていきます。
一つの作品を読み続けているのに、部が変わるたびに別の漫画を読み始めたような新鮮さがある。
荒木飛呂彦先生の絵、独特なポーズ、擬音、セリフ、頭を使うスタンド戦。そしてアニメになると、声と音楽が名場面をさらに際立たせます。
禁パチ中に余った時間を埋める作品を探しているなら、この長さはむしろ味方です。
今日は1話だけ観る。1冊だけ読む。
それを続けている間、少なくともホールには座っていません。
「ジョジョの奇妙な冒険 The Animation」10周年記念プロジェクトPV(Warner Bros. Japan Anime公式YouTube)
この記事で書くこと
- ネタバレ少なめの世界観と、第1部から第9部までの違い
- 主人公が世代交代するから、長くても飽きにくい理由
- 力比べだけでは終わらないスタンド戦の面白さ
- 荒木飛呂彦先生の絵、ポーズ、擬音、セリフ
- アニメの声と音楽で名場面が際立つ理由
- 中学生の頃から大人になった今まで遊んだジョジョの格ゲー
- 2026年にアニメが進行中の『スティール・ボール・ラン』
- 禁パチ中でも安心して楽しめる作品としての現在地
ジョジョってどんな話?ネタバレ少なめで
『ジョジョの奇妙な冒険』は、荒木飛呂彦先生が描く、ジョースター家の血統と宿命をめぐる物語です。
第1部の主人公は、英国貴族の青年ジョナサン・ジョースター。
彼とディオ・ブランドーの出会いから、何世代にもわたる奇妙な冒険が始まります。
ジョジョが他の長編漫画と大きく違うのは、同じ主人公がずっと戦い続ける作品ではないことです。
部が変わると、主人公、時代、舞台、仲間、敵が変わる。
英国からアメリカ、日本、イタリア、刑務所、そして大陸横断レースへ。物語の雰囲気まで大きく変化します。
前の世代が残したものが、次の世代へ受け継がれる。そのつながりを知っているほど、何気ない名前や登場に心が動く。
長いシリーズなのに、何度も「新しいジョジョ」が始まる。これが読み続けられる大きな理由です。
長いから、個人的には第3部からがおすすめ
ジョジョは第1部から第9部まで続く長い作品です。
最初から順番に読めば、ジョースター家の血統やディオとの因縁をすべて積み重ねられます。
でも、初めての人が第1部から全部追おうとすると、正直かなり大変です。
絵柄や時代の雰囲気も今とは違い、ジョジョと聞いて多くの人が思い浮かべる「スタンド」が本格的に登場するのは第3部から。
だから僕が個人的におすすめしたい入口は、第3部『スターダストクルセイダース』です。
主人公は空条承太郎。仲間とともに日本からエジプトを目指し、スタンド使いとの戦いを繰り返します。
ジョジョといえば、やっぱりスタンドです。
そのスタンドが本格的に登場するのが第3部。キャラクターごとに能力が違い、相手の能力を読みながら戦う、ジョジョを代表するバトルへここから入れます。
そして、第3部の中心にいるのが承太郎とDIOです。
承太郎やDIOに関わる人物と因縁は、第4部・第5部以降にもつながっていきます。
先に第3部で二人とスタンドを知っておくと、その後の部で人物や名前がつながった時に、面白さが増します。
第3部を読んでハマった後に、第1部と第2部へ戻る。
そこでディオとの因縁やジョセフの若い頃を知ると、第3部で見た人物や出来事がさらに深くなります。
もちろん、そのまま第4部、第5部へ進むのもありです。
| 部 | 主人公 | 入口になる魅力 |
|---|---|---|
| 第1部 ファントムブラッド | ジョナサン | ジョースター家とディオの因縁の始まり |
| 第2部 戦闘潮流 | ジョセフ | 機転と駆け引きで格上を崩すバトル |
| 第3部 スターダストクルセイダース | 承太郎 | スタンドが本格登場。承太郎とDIOの対決 |
| 第4部 ダイヤモンドは砕けない | 仗助 | 杜王町の日常と不穏さが混ざる町の物語 |
| 第5部 黄金の風 | ジョルノ | イタリアを舞台にした覚悟とチーム戦 |
| 第6部 ストーンオーシャン | 徐倫 | 刑務所から始まる自由と運命の戦い |
| 第7部 スティール・ボール・ラン | ジョニィ | 北米大陸横断レースと再起の物語 |
| 第8部 ジョジョリオン | 定助 | 記憶と正体を追うミステリー |
| 第9部 The JOJOLands | ジョディオ | 大富豪を目指す少年と、この世の「仕組み」 |
僕のおすすめは第3部。町のミステリーが好きなら第4部、スタイリッシュなチーム戦なら第5部から入る方法もあります。
そして、今の話題と一緒に追いたいなら、アニメ配信が進んでいる第7部『スティール・ボール・ラン』が入口になります。
第1部から読むのが正しい、第3部からでは駄目という作品ではありません。
長さで手が止まるくらいなら、まず第3部からジョジョの面白さへ入る。その後で前後の部へ広げるのが、僕には一番おすすめしやすい読み方です。
スタンド戦は、力の大きさより「どう使うか」が面白い
第1部と第2部では、呼吸によって生み出す「波紋」が戦いの中心です。
第3部から本格的に登場するのが、精神エネルギーを形にした「スタンド」。
スタンドには、それぞれ違う能力があります。
速い、硬い、遠くまで届くといった分かりやすい能力だけではありません。
時間、重力、天候、記憶、音、夢。説明を聞いただけでは、どう戦うのか想像できない能力も多いです。
だから、単純な力比べになりにくい。
相手の能力を観察し、発動条件を見抜き、地形や小さな違和感を利用して逆転する。
追い込まれてから「そう使うのか」と分かる瞬間が気持ちいい。
格上に見える相手でも、冷静さと発想で勝ち筋を作れる。ジョジョのバトルは、絶望的な状況から考えることをやめない物語でもあります。
借金やギャンブルで生活が崩れた時、正面から一発で全部取り返そうとすると、だいたいもっと苦しくなります。
財布を分ける。予定を入れる。ホールの前を通らない。小さな条件を変えて逃げ道を作る。
派手な一撃より、使える手を組み合わせる。そこはジョジョの戦い方に少し似ています。
荒木飛呂彦先生の絵は、一目でジョジョだと分かる
ジョジョの絵は、誰かが立っているだけでも絵になります。
身体をひねった独特のポーズ。服の柄や装飾。大胆な見開き。画面に置かれる「ゴゴゴゴゴ」のような擬音。
現実ではまずしない立ち方なのに、キャラクターの自信や緊張感が一枚で伝わる。
初期の筋肉質で劇画的な絵から、部を重ねるほどファッション性としなやかさが増していく変化も面白いです。
色の使い方も自由です。
同じ人物でも、場面やイラストによって髪や服の色が変わる。それでも誰なのか分かるほど、形と存在感が完成しています。
漫画を読むだけでなく、表紙、画集、ポスター、フィギュアまで飾りたくなる作品です。
名言だけでなく、思わず笑うセリフが多い
ジョジョは、セリフの言い回しも独特です。
「やれやれだぜ」「だが断る」「無駄無駄無駄」のように、短いのに誰の言葉か分かる。
真似しやすく、日常でも使いたくなり、ネットミームとして長く残っています。
しかも、心に残るのは格好いい名言だけではありません。
思わず笑ってしまう言い回しや、妙に切れ味のある煽りも多いです。
僕が特に好きなのが、マウンテン・ティムの「おっと 会話が成り立たないアホがひとり登場〜〜」。
相手との会話が噛み合っていない場面で、いきなりこの言葉が出てくる。
言っていることは辛辣なのに、言葉の角度と勢いが面白すぎます。
「だが断る」もそうです。
短い一言なのに、状況、表情、言い切り方までセットで記憶に残る。
ジョジョは真面目に戦っているのに、セリフだけ切り取っても面白い。ネットで何年も使われ続けるのも分かります。
もちろん、ただ変わった言葉を並べているだけではありません。
追い詰められた時の覚悟、敵への敬意、自分の信念を言い切る瞬間に、その人物らしい言葉が出る。
コマの余白、表情、擬音、セリフが一緒に記憶へ残るから、何年たっても場面ごと思い出せます。
アニメ:声と音楽で際立つ名シーン
ジョジョのアニメは、原作の濃さを薄めていません。
限界まで張った声、独特の小さな「ッ」まで拾うセリフ、長い言い回しのテンポ。
漫画で知っていた言葉でも、声優の熱量が乗ると別の迫力になります。
音楽もジョジョらしいです。
第1部・第2部のアニメでEDに使われたYESの「ROUNDABOUT」は、荒木先生がイメージに近い曲として挙げたことから採用されたと、公式の制作記録で紹介されています。
各部のOPは、物語の舞台や主人公に合わせて雰囲気が変わる。
さらに物語が終盤へ進むと、敵の能力がOP映像そのものへ入り込む特殊演出があります。
毎週観てきたOPが突然変わる。その瞬間まで物語の一部になるのが面白いです。
劇伴にも、人物ごとの存在感があります。
曲が流れた瞬間に「ここから逆転する」と空気が変わる。アニメで好きな場面を観た後、サウンドトラックだけでも聴きたくなります。
僕は音楽がいいアニメが好きです。
東京喰種、炎炎ノ消防隊、カバネリもそうでしたが、映像と声と曲が一つになった場面は、作品を観終わってもずっと残ります。
ジョジョも、その感覚を何度も味わえるアニメです。
格ゲーになると、好きなポーズとセリフを自分で出せる
ジョジョは格闘ゲームも面白いです。
僕は中学生の頃、PlayStationでジョジョの格ゲーを遊んでいました。
漫画で見ていたスタンドや技を自分の操作で出せる。
勝った時には、そのキャラクターらしいポーズとセリフが出る。
友達と対戦しながら、技だけでなく演出まで含めて盛り上がれるゲームでした。
大人になってからも、PS4版『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル R』を遊びました。
いろいろな部のキャラクターを同じ画面で戦わせられるので、「この二人が会ったらどうなるんだろう」という夢の対戦ができます。
技、擬音、勝利演出、掛け合いまで、ジョジョを知っているほど笑えるし熱くなる。
中学生の頃にPlayStationで遊んだ作品を、大人になってPS4でも遊ぶ。
漫画の主人公が世代交代するように、自分の年齢やゲーム機が変わってもジョジョを楽しめているのが面白いです。
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【2026年7月】今からならスティール・ボール・ランが熱い
2026年7月29日現在、アニメ『スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険』の1st STAGEがNetflixで世界独占配信中です。
1st STAGEは、47分の特別編成1話。
続く2nd & 3rd STAGEは全11話で、2026年9月25日から毎週金曜日にNetflixで世界独占先行配信される予定です。
舞台は1890年のアメリカ。
半身不随となり失意の中にいる元天才騎手ジョニィ・ジョースターが、謎のアウトロー、ジャイロ・ツェペリの起こした現象に希望を見つけます。
二人が挑むのは、北米大陸を横断する乗馬レース「スティール・ボール・ラン」。
レース、能力バトル、陰謀、そしてジョニィが再び前へ進む物語が重なっていきます。
人生を一度崩した側から見ると、「失ったものがある主人公が、もう一度進む」入口だけでも気になります。
今ならアニメの進行に合わせて原作を読む楽しみ方もできます。
コミックスで読むなら、今はSBRが入りやすい
『スティール・ボール・ラン』は全24巻で完結しています。
アニメで先を急がず追うのもいいし、配信を待てないなら原作をまとめて読むのもいい。
荒木先生の見開き、馬の疾走感、服や表情の細かさを自分の速度で眺められるのは漫画の良さです。
ジョジョ全体は長大ですが、一つの部を区切って読むなら始めやすくなります。
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現時点では遊技台になっていないので、安心して楽しめる
2026年7月29日に今回確認した範囲では、『ジョジョの奇妙な冒険』が国内のパチンコ・パチスロとして正式導入された情報は確認できませんでした。
噂や「こんな台があったら」というファンの投稿はありますが、公式機種情報とは別です。
現時点では遊技台になっていないので、禁パチ中でも安心して漫画を読める、アニメを観られる作品として紹介できます。
炎炎ノ消防隊や東京リベンジャーズのように、好きな作品から遊技台の動画やホールへ意識が戻る心配が今のところ少ない。
もちろん、今後の発表で状況が変わる可能性はあります。その時はこの記事も更新します。
ジョジョが刺さる人
- 長く追える漫画・アニメを探している人
- 主人公が世代交代する物語が好きな人
- 力だけでは決まらない能力バトルが好きな人
- 独特な絵、服、ポーズ、セリフに惹かれる人
- 声と音楽で名場面が際立つアニメが好きな人
- 原作再現や夢の対戦を楽しめる格ゲーが好きな人
- Netflixで『スティール・ボール・ラン』を追いたい人
- 禁パチ中の空いた時間を長い作品へ置き換えたい人
まとめ:長いからこそ、打たない時間を何度でも作れる
『ジョジョの奇妙な冒険』は、ただ長いだけのシリーズではありません。
部が変わるたびに主人公も舞台も変わり、波紋からスタンドへ、旅から町の物語へ、さらに大陸横断レースへと姿を変えます。
その中でつながっているのが、血統と覚悟です。
追い込まれても考える。怖くても前へ出る。自分が正しいと思うことを、最後まで選ぶ。
生活を一発で逆転させる話ではありません。
だからこそ、人生を立て直している途中にも刺さります。
今夜ホールへ行きそうなら、第1部の1話でも、配信中のSBRでもいい。
まず一つ観る。
その時間は、負けを増やさない時間になります。
オレはまだ負けてねぇ。
参考:「ジョジョの奇妙な冒険」公式ポータル ABOUT、公式ポータル COMICS、アニメーションシリーズ プロダクションノート第1回、同第2回、同第4回、アニメ『スティール・ボール・ラン』公式サイト、SBR公式配信情報、『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル R』公式サイト。情報は2026年7月29日時点です。


