パチンコで自分は勝てると思っていませんか?負け続けている時ほど、この思い込みはかなり危ないです。
むげんです。
パチンコやスロットで負け続けている時ほど、なぜか心のどこかで「自分だけは違う」と思っていました。
冷静に見れば負けている。財布の中身も減っている。借金も増えている。それでも、次に行く時だけは「今日は違う」と思ってしまう。
今思うと、これがかなり危なかったです。
パチンコで自分は勝てると思ってしまう理由
パチンコで負けている人ほど、自分が負けている現実を真正面から見なくなります。
負けた日は「今日はたまたま」。少し勝った日は「やっぱり自分はわかっている」。大きく勝った日は「この感覚を覚えておけばまた勝てる」。
こんな感じで、負けた記憶より勝った記憶の方を大事にしてしまいます。
僕もそうでした。
何回も負けているのに、たまに勝った日だけを根拠にしていました。負けた日は忘れて、勝った日だけ覚えている。これでは、また勝てると思い込むのも当然です。
勝てる人と自分を同じに見てしまう
SNSや動画を見ると、勝っている人の話が目に入ります。
万枚、コンプリート、期待値、立ち回り、収支プラス。
そういう言葉を見ると、自分もやり方を変えれば勝てる気がしてきます。
でも、ここで一回止まった方がいいです。
本当にその人と同じことができるのか。資金管理できるのか。負けた時にやめられるのか。店に行く頻度をコントロールできるのか。
ここを無視して「勝っている人がいるなら自分も勝てる」と考えると、かなり危ないです。
勝っている人の一部だけを見て、自分の負け方を見なくなるからです。
「今日は勝てる」はだいたい根拠がない
僕がよく考えていたのは、こういうことです。
- 昨日負けたから今日は出る
- 給料日前だから慎重に打てる
- この台はそろそろ来る
- 前にこの店で勝ったから今日もいける
- 今日は気分がいいから勝てそう
冷静に見ると、ほとんど根拠がありません。
でも打ちたい時は、それっぽい理由に見えます。行く理由がほしいだけなのに、勝てる理由を探しているような気分になる。
これが一番厄介でした。
負けた時にやめられないなら、勝てる以前の問題
本当に大事なのは、勝てるかどうかより「負けた時に止まれるか」です。
2万円負けた時に帰れるか。5万円負けた時にATMへ行かずに済むか。取り返そうとしないで帰れるか。
ここができないなら、どれだけ知識があっても危ないです。
僕は負けた時に止まれませんでした。
一度6万円使って、6万円弱出たことがあります。そこで帰ればほぼ戻っていたのに、満足できずに粘って、結局6万円以上負けました。
これは勝てる勝てない以前に、止まれない状態です。
負けた直後の危ない考え方はこちらにも書いています。
パチンコで負けた直後に読んでほしい。取り返そうとする前にやること
勝ち逃げできないなら、勝てる仕組みはない
「今日は勝ったらすぐ帰る」と思っていても、実際に勝った時に帰れないなら意味がありません。
少し勝つと、もう少し増やせる気がする。大きく勝つと、今日は流れが来ている気がする。負け始めると、さっきまで勝っていた分を取り返したくなる。
結局、勝っても負けても帰る理由がなくなります。
僕はここが弱かったです。
勝った時は調子に乗る。負けた時は取り返そうとする。どちらに転んでも打ち続けるなら、勝てる仕組みではなく、打ち続ける仕組みになっています。
だから勝てる気がした時ほど、勝った時に帰れるのかを先に見た方がいいです。
勝てると思う時ほど、負けた日のことを忘れている
勝てる気がしている時は、だいたい負けた日の痛みを忘れています。
財布が空になった帰り道。ATMの前で迷った時間。家に帰ってから何もする気が起きなかった感じ。
そういう記憶は薄れるのに、勝った時の気持ちよさだけは残ります。
だから勝てる気がしたら、まず負けた時の記事も読んでください。気合いではなく、負けた時の自分を思い出すためです。
「また負けた…忘れよう」は危ない。パチンコで負けたことをなかったことにする心理
勝てると思う人ほど、負け方のパターンを見ていない
勝てると思っている時は、勝った日のことばかり思い出します。
でも、本当に見るべきなのは負け方のパターンです。
- 予定がなくなった時に行っていないか
- 給料日前に残りのお金で勝負していないか
- 負けた後にATMへ行っていないか
- 少し戻した時に帰れず、また飲まれていないか
- 勝った話だけ覚えて、負けた金額をぼかしていないか
ここに当てはまるなら、勝てるかどうかより先に、負ける流れができています。
僕もそうでした。打つ前は勝てる理由を探すのに、負けた後は負けた理由をちゃんと見ない。これを続けると、同じ負け方を何回も繰り返します。
だから、勝てる気がした時ほど「前回どう負けたか」を見る方が大事です。
「勝てるかも」は借金中だと特に危ない
借金がある時の「勝てるかも」は、本当に危ないです。
普通に遊ぶためではなく、返済や生活費をどうにかするために打ち始めるからです。
「今日勝てば支払いに間に合う」
「少し増やしてから返せばいい」
「あと3万円あれば何とかなる」
こうなると、もう娯楽ではありません。負けたら困るお金を、勝てる前提で突っ込んでいるだけです。
僕も借金がある時に、何度もこの考えになりました。今思うと、勝ちに行っていたというより、支払いの不安から逃げるために打っていました。
借金がある状態でパチンコが止まらないなら、まず相談先を持った方がいいです。
ギャンブル借金の相談先はどこ?返せない時に無料相談する前の確認リスト
自分は勝てると思った時にやること
勝てる気がした時は、すぐに打ちに行く前にこれをやってください。
- 先月の負け額を書く
- 直近3回の結果を書く
- 勝った日ではなく負けた日を見る
- ATMへ行った回数を思い出す
- 負けた時に帰れたか確認する
これをやると、かなり冷めます。
勝てる気がしている時ほど、都合のいい記憶だけを見ています。だから、数字で現実を見る必要があります。
パチンコで失うものについては、こちらにもまとめています。
パチンコ依存で失うもの。お金より先に削られる時間・判断力・家族との距離
勝てるかどうかより、生活が壊れていないかを見る
勝てるかどうかを考え始めると、どうしてもパチンコ中心になります。
でも本当に見るべきなのは、収支だけではありません。
- 家賃や支払いに影響していないか
- 嘘をついていないか
- 予定が空いたらホールに行っていないか
- 負けた後に借りることを考えていないか
- 打たない日の方が不安になっていないか
ここに当てはまるなら、勝てるかどうかを考える段階ではないと思います。
消費者庁も、ギャンブル等依存症は日常生活や社会生活に支障が出ることがあり、適切な治療や支援で回復は可能だと案内しています。
自分は勝てると思ったら、まず一回止まる
パチンコで勝てる気がすること自体は、珍しくないと思います。
でも、借金がある。負けても止まれない。取り返そうとする。生活費まで使う。
この状態でまだ勝てると思っているなら、かなり危ないです。
勝てるかどうかを考える前に、まず打たない日を作る。負け額を見る。お金を増やさない。ホールから距離を取る。
全部を一気に変えなくていいです。
まずは今日だけ、勝てる前提を疑ってください。
禁パチの具体策はこちらにまとめています。